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ナイアガラ ... [音楽]

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もう彼岸だというのに朝晩の冷え込みがきつい
でも日中の陽射しはさすがに春らしく柔らかくなってきた

Kさんから頂戴した ”ピンクレディ”のDVDを再生した
正直のところあまり興味は湧かなかった
それどころかこんなことでもなければ
死ぬまで目にすることはなかっただろう

再結成のメモリアルコンサートだ
2年間で100回の公演をしたという
彼女たちの年齢を知るだけに驚く
DVDはそのラストワンとラストの2枚組で演出が違っている

内容は素晴らしいの一言
歌はうまいし踊りは切れがあるし聴衆は乗りに乗っているしで
こんな楽しいDVDも珍しい
一時でもあの頃へ戻った気分になる
東京国際フォーラムAホールを埋めた満員のファンが全員で踊っている

Kさんのドラムも小気味よい
ギターは拓郎のツアーメンバーの一人 渡辺格さんだ

人生なんて何が起こるかわからない
こんな田舎町でKさんと知り合う何てねぇ ...

ラストステージのゲストミュージシャンたちに恐れ入る
キーボードが ”井上 鑑”
ギターが ”松原 正樹”
ドラムスが ”村上ポンタ”...
驚いた!
そしてサポートバンドのKさんたちである
何とツインで演奏しているのだ
これは間違いなく「ナイアガラサウンド」だ

とても気持ちが良くなるDVDだった
なんだか苦手な春が少しは楽しくなってきそうに感じるような ...



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思わず唸る ... [音楽]

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天気予報を信じて暖冬だなんて書いていたのが恥ずかしい ...
冷たいの何のって ...
富士山も再び白い衣に覆われすっかり冬山の様相になった

昨夜は自動録画しておいた「中島みゆきトリビュート」を再生した
8名の歌手や女優が中島みゆきに魅せられ各々が選曲した歌を唄うライブだ
その中で際立っていたのが ”坂本冬美”と ”クミコ”だった
両者の歌唱力が天下一品であることは周知ではあるが
あらためてその実力に溜め息をついた

中島みゆきが描く詩はその多くが短編小説そのものである
また芝居の脚本にも通ずる
誰しもが経験しているであろう日々の出来事が彼女のペンにより掘り起こされる
自分の場合それらに励まされたり反省したり後悔したり 時には赤面したりとリアルに
胸を突き刺されてしまう
彼女の歌を聴いていると「ああこんなことって確かにあったな」と
過去が頭を過ぎることが多い
その最たるものが「ファイト」だった

坂本冬美が選んだ曲は「雪」
良かったなぁ ...
別れが続いた今の自分には酷に感ずるほどの名曲だ
それを演歌の歌姫 ”坂本冬美”が熱唱したのだから堪らない
一人 灯を落とした部屋で聴き入っていたら止めどなく涙が流れた

「世情」は ”クミコ”にドンピシャの作品だ
リアルを歌に昇華させることのできる歌い手は彼女以外知らない
聴いていると歴史でしか知らない2.26事件や幼き頃の安保闘争
そして高校時代の三島事件やらが頭に浮かんできた
暗闇の舞台上で深紅のドレスを纏ったクミコがまるで歌舞伎役者が
見得を切るように歌い上げる
思わず身震いしてしまうほど素晴らしかった

歌は良い 海も山も素晴らしいけどやっぱり歌が一番だ
この世から歌がなくなってしまったらどうやって生きて行くのだろう ...





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チケット チケット チケット ... [音楽]

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いやぁ参ったな また夏だ
これじゃエアコンのお世話になるようだな

午前中は夫婦で大忙しだった
何故かって?
吉田拓郎の一般販売が午前十時から始まったのだ
俺はネットで嫁さんは電話でって具合に手分けしたんだけど
どちらも全然繋がらなかった
諦めかけたけど 執念で横浜公演をゲット
席なんてどうでも良かった
拓郎の歌声と超一流のバックバンドの音さえ聴ければってね
今回は鳥山雄司が参加するらしい
彼のギターは涙ものだよ それに何たって出身市が俺の所なんだもの
郷土の誇りなんちゃってね

「あぁ これでいつ死んでもいい」何てちょっと大袈裟かな
でもさそれぐらい感激しちゃってるんだよ
日本が大変な時にこんな体たらくですいません

「梅ちゃん先生」が終わっちゃった
堅物親父がのど自慢に出場とは思いも寄らなかったけど
何とも奇想天外で笑っちゃった

あっ!たった今メール便が届いた
ヤバイ!何か買っちゃったのかな 怒られちゃう ...
恐る恐る開封したら何だよ!クミコちゃんの公演チケットだった
席番は ...おぉ前の方じゃん!ただし端っこだったけどね
まぁ良いさ 俺は関係者でも何でもないからね

拓郎とクミコのチケットを同じ日にゲット ...
日本が大変なときに本当に申し訳ないことであります


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”佐渡裕” の ”マーラー 交響曲第6番 ” を聴いてきた... [音楽]

              ”Queen's Square” 案内板
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              露出が失敗だな こりゃ...
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             自由にパフォーマンスが出来る広場
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                オブジェとランドマーク・タワー 
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            古いオジサンには分かりかねます...           
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      「とらや」さん 好きなんです...味も接客も申し分なしです
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             撮るの忘れてた...食っちゃった...
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              ”ナッシュビル” っぽい?... 
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             いいでしょ? ”YOKOHAMA” って...                
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                 今日の会場です
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                 リハーサル その1
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          中央にでっかい ”パイプ・オルガン” が...
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  あのさ... ”クミコ" ここで唄ってくれないかなぁ でも一人でだよ...
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                 まだこんな時間か...
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       通称 ”イタ・コン” このホテル最高...だと思う
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               お花が出迎えてくれた
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       土曜の夜にしては閑散と...景気のせいだろうね
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いつも買うケーキ 写ってないけどチャーシュウが最高に美味い...と思う
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曇りだったけど まぁまぁ良い天気だった午前中
でも相変わらず風は強いし夕刻には突然の嵐の予報が出ている

先週末 ”佐渡裕” 指揮の ”マーラー 交響曲第6番 「悲劇的」” を聴いてきた
”ハンマー” が振り落とされることで有名な交響曲である
絶頂期にあった ”マーラー” が内外の憂鬱と闘おうとしていた(あくまで私見です)己自身を譜面に落とした楽曲だと思う
”安らぎ” とか ”癒し” とか とは無縁の曲でもある(これも あくまで私見です)

今回のハンマーの振り落としは3回(指揮者によっては2回ほど)で 
至近で聴いていた女性が その都度 耳を塞いでいたのが可笑しかった

死 悲しみ 絶望...
棺桶のような木箱に大きな木槌が打ち込まれる度に福島原発が頭に浮かんだ
マーラーは遠い未来を予測していたのかも知れないとさえ思った

さて ”佐渡さん” はどうだったか?
背も高く肩幅もがっしりで何とも見栄えのする指揮者だった
ハァッ! この人が ”世界の佐渡裕” か...
でもがっしりしているが全体は細い
テレビで見かけるあの威風堂々さとはかけ離れたスマートさで
ちょっとだけ拍子抜けがした
そうそう ”オケ” は ”日本フィルハーモニー交響楽団” で今更
この ”オケ” は だなんて説明はいらないな
それから客の入りは8割ってとこだった...

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俺も ”ツナガッテ” るのかな... [音楽]

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嫌な名称だね ”爆弾低気圧だって” ...
凄かった昨日の大嵐
ベランダの鉢植えやゴミ箱を取り敢えず避難させた
障害物が全くない4階にあるベランダはもろに風を受ける
壁に手をあてなくては歩けなかったもの...
でもペアガラスって能力高いね
室内にいる限りは風音も遮断されていたし
お陰で怖さはなかった

嵐が去った今日は本当に良い天気だった
中学校の校庭にある桜が咲き出した
いよいよ春の幕開けだ

ツナガル~ ツナガル~
クミコの最新CDが本日到着した
ちょっとだけ音を出してみた
良い歌だねぇ
正直のところ最近クミコを聴いていない
TVもUstreamも...だ
だから「きっとツナガル」もフルコーラスはこのCDで初めて聴くことになる
つい口ずさみそうなメロディだね
世界を意識したのかな 英語ヴァージョンまで収録されている
それから ”石巻ヴァージョン” も...
「ともだち」のアレンジも凝ってるね
妖しのアルゼンチンタンゴ風に始まりJAZZ風に流れて行く...

好きな歌手の新譜だから
あれこれ思わず考えず 
単純に癒やしの音楽として大事にしたい...

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音楽は支え... [音楽]

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あぁ 梅雨入りしてるよな 絶対に
今日も 鬱陶しくて 肌寒い

午後は所用で 横浜に行ってくる
午前は暇で 今のところ閑古鳥
夕方からは いつもの連中と飲み会...

何だか気分が 落ち込んでばかりいる
天候のせいなのかな...

近くのコンビニに 明るい女の子がいるんだ
いつも笑顔と大きな声で挨拶してくれる
その子に会うと 一時でも元気になるよ

定時制高校の2年生なんだって...
今時 授業料も無料なんだから 昼間の高校に何で?って思っちゃうけど
色々 あったんだろうな
でもその笑顔って すごく偉いなあって...
ほら 俺って 単純だからさ

俺なんて 挫折の人生だったよ
サッカーばっかりの青春で 気が付けきゃ 勉強は酒のつまみ程度でさ
希望した大学は 見事に滑ってね 
根性あれば 浪人してでもって 挑戦するんだろうけど
それもなぁって 滑り止めに入学さ

何かを見つけようとしたアメリカも 結局 見つけることは出来なかったな

振り返ると その時々の風に ただ 吹かれていただけなのかも知れないな
でも そんな俺だけど 何とか今日まで 生きてきたよ

家族は当然のこと 色んな人達に支えられてきた
この歳になると 感謝しなければ いけないことだらけだよ

人以外だと音楽だな 心を支えてきたものは...
拓郎は俺の全てだな 彼の歌が無かったら 今日の俺が存在して いなかったかもな
それから真梨子さん この人の歌も 節目節目で助けてくれたよ
だから どうしようも無いときは この二人に縋っているのさ 今でもね...

音楽は俺の糧だ 音楽が無かったらって考えると ゾッとするよ
邦楽 洋楽 関係なくね
でも 数限りない音楽のなかで この二人ほど 俺に影響を与えてくれた 歌手はいないね
だから あの世まで 連れてっちゃうよ(笑)

それからね やっぱりクミコだな
彼女の歌って 見得を切るよね 妙な言い回しだけど
但し 演歌なんかのとは違う
何って言っていいのかな その見得に心があるんだよね
「どうよ!」って 押し付けがましい見得とは 全然違う
だけど 聴衆はグッとくる
テクニックと言うより 生まれ持った才能なんだろうね
少なくとも日本では 他に お目にかかれない唄い手だと思うよ

だから思ってんだ 俺が死んだら クミコのCDも棺桶に入れてくれってさ(爆)





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天満敦子とクミコ [音楽]

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「望郷のバラード」 クラシックとしては 異例の 長期セールスだ
天満敦子の代名詞となる名曲でもある 
ルーマニアの作曲家チプリアン・ポルムベスクの遺作であるこの曲は 彼女だからこそ托された
私は 彼女の奏でるヴァイオリンから いつも希望を与えられている
技法を超越した 何かがある 小林亜星さんは 熱狂的な彼女のファンであり 次のようにコメントしている 「私は天満さんの演奏を聞く度に メロディーに生命を与えることのできる 真の天才を見る気がします 天満さんこそ私の思う“ロマンティック”な音楽を表現してくれる人なのです」 じつに的確な評だと思う

何回か 彼女の演奏会に足を運んでいるが 今でも強烈な印象として 残っているのは
ピアノトリオだ 友人でもある ミハイル・カンデインスキーとのバトルとも言える演奏で 演目は
「メンデルスゾーン ピアノトリオ第1番ニ短調作品49番」と「チャイコフスキー ピアノトリオイ短調作品50番」だった ちなみに チェロはクリストフ・ボー氏で 火花が散るような 三人の演奏... その凄さ故に 唖然とした記憶が残っている 
その前年 彼女は所属事務所のごたごたがあり かなり ナーヴァスになっているのではないかと心配したが その様なことを 全く感じさせない迫力だった 終演後のサイン会ではいつもの笑顔で 握手してくれた

いつも感ずることだが こじつけではなく 彼女とクミコには共通する 感性がある 楽器演奏と歌唱との違いはあるが それは 慈しみである
二人とも 人の喜び 悲しみを 音楽により昇華させることの出来る アーティストであり 閉塞感に満ちた 今の日本社会に 絶対に必要な 芸術家でもある
出来うることなら 天満敦子のヴァイオリンでクミコを聴いてみたい 

ちなみに 天満敦子が 驚嘆した 技法の持ち主 ミハイル・カンデインスキーhttp://www.k4.dion.ne.jp/~mikhail/ と巡り会った幸いも 私の財産の一つである 


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余韻... [音楽]

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余韻が残るコンサートって素敵だ 主役が素晴らしいのは当たり前だが、ステージ構成や会場、場所も重要だ

私の好きな会場は、東京国際フォーラム、神奈川県民ホール、渋谷オーチャードホール、鎌倉芸術館あたりだ 特に神奈川県民ホールは最高の立地である 真ん前が山下公園と港で何とも洒落ている 晩秋の夜、イチョウの葉で覆われた歩道を歩いていると、別世界の佇まいだ ましてや、当日のステージが満足するものであったなら、それは尚更である

この時期に毎年欠かさず、出向くステージは高橋真梨子だ
彼女のステージは徹底的に歌に拘る ヘンリーバンドの質の高さも相乗し、文字通り、エンターテイメント一色の世界である 彼女のステージを経験した人は、まず、リピーターになるのだろうな 

ステージの高揚を身体に残したまま、会場を出る そこは、落ち葉に埋もれた歩道 そして、オレンジ色の水銀灯がそれを照らし出す 
遠くに船の汽笛 視線を上げれば、暗闇にそびえるマリンタワー.....こんなシチュエーションのコンサート会場はそうそう無いだろう 
会場までは、車の場合もあるが、最近は地下鉄を利用している 至福を胸に、関内駅まで歩くのだが、この時が、日常の中で、最も充実した時間でもある

様々な、ステージを毎年七~八回鑑賞しているのだが、各年の最後も高橋真梨子である
全国ツアーの最終日が東京国際フォーラムAで毎年11月に公演される
神奈川県民ホール公演も11月なので、ひと月の内に2回、鑑賞することになる
国際フォーラムAは客席が5012と国内でも屈指の大ホールだ ここで、彼女は二日間連続で
公演する 両日とも満席になるのだから、凄い
しかし、それほどの人気があるにも拘わらず、アルバム販売は毎年芳しくない
新曲を発表しても、最初の一ヶ月だけ話題にはなるが、あとは尻つぼみ状態なのだ
それでも、コンサートの女王の異名をとるのだから、彼女的には良いのかも知れない

クミコの場合、大ホールは似合わないし、まだ、そこまでの認知度と人気は少ない
類い希な才能を持つ歌手ではあるが、ファン層が薄い 半端なりともシャンソン歌手との位置付けが、敬遠される一因かも知れない とかく、シャンソンというと教条的で重く、なおかつ、お高いイメージがある 実際の彼女のステージからは、全くその様なことは感じられず、幸せな気分に浸れるのだが、経験しないことには、それも分からないことだ

音楽番組が少ないので仕方がないことだが、個人的には、演歌歌手との共演は避けてほしい 彼女の存在が浮いてしまっている 有り体に言えば、庶民的ではないのだ
彼女は人生の辛酸を味わった苦労人である スターでもない それこそ、そこらにいる歌の上手いおばさんかも知れない しかし、他の誰とも決定的に違うのは、人間そのものを歌えることだ それは賞賛であり、慈しみであり、怒りであり.....である でも、そんなことを知っているのは、ファンのみで、画面からは伝わらない

今のままの、公演を信条としているのなら、現状のままでも構わないのかも知れないが、もし、歌手として、一皮むけるつもりなら、方向性を検討してほしい
最近も、中ホールから小ホールへの変更が二度もあった 彼女を気にしはじめたファンからすれば、いらぬ誤解を持ってしまうし、価値も半減してしまう
コンサートに足を運ぶファンからすると、先程の余韻が欠けてしまうことになる
周囲が、「INORI」での盛り上がりぶりを、勘違いしているのかもしれない
デフレ不況の現在、「INORI」一曲で、チケットが売れるほど、世の中甘くない

遅くやって来た実力者だけに、周囲への気兼ねが強すぎると、思えてならない。










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つぶやき [音楽]

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クミコがつぶやいていた  道を知らないタクシードライバー増加...「すみません 教えてください」...後ろからハンマーパンチ! って気持ちになったな って
数年前からよく聞く話だが、それだけ、仕事がないんだろうね こんな時代だから、プロフェッショナルの運転手に巡り会えることの方が、少ないかもしれないな

ところで、こちらもちょっとつぶやかせてもらう
彼女のコンサートには、大抵の場合、ゲストが出演する 
私が鑑賞したステージでは、井上芳雄・伊勢正三・オトナモードが出演した
はっきり言って、迷惑だった

井上芳雄は特別な存在なのだろうが、歌に深みがない
芸大卒のミュージカルスターかも知れないが、何でって感じだ
伊勢正三、オトナモードは論外で、聴く気分にもなれなかった 
色んな事情はあるのだろうが、ゲストは勘弁してほしいな

そろそろ、来年のコンサート申し込みが、プレイガイドから届く頃だ
「届かなかったラブレター」続編との噂だが、もしそうなら、演出は是非とも変えてほしい
前回の場合、主であるはずの歌に記憶が無い 朗読が邪魔だったとは言わないが、泣かす
演出がくどすぎた ましてや、徳光アナまで、担ぎ出すと嫌みになる

実力ある歌手は、歌だけで勝負してもらいたい

※あくまで、個人的な感想です



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SONGS...一考 [音楽]

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「SONGS」素晴らしい NHKだからこその良質番組だ 
現在、放送されている全音楽情報番組の中でも最高峰だろう
従って、出演できる歌手は限られる 余分な味付け無しに、完全に歌手本人が主役になる
そのために、実力、知名度、話題性、人気等々、それら全てが、平均点以上でなければならない それも高得点を要する
それでも、何でこの人がと思ってしまう事も時々あるが、概ね、納得出来る人選をしている 
ただ、出演していない実力者は、まだまだ相当いるはずだ
その中には、テレビ嫌いの歌手もいるだろうが、何とも、もったいない話だ

高橋真梨子は毎年、出演しているが、彼女の場合は特別な計らい様だ
2夜連続は勿論のこと、1年を通し、季節毎の4回連続もある これは、DVDとして販売もされていて、私の宝物の一つになっている

やっとクミコにも出番がやって来たが、2人の歌手とのオムニバスだった 

植村花菜の「トイレの神様」がスタートで、広大なひまわり畑のなかに、ヒット曲が流れる 
彼女が奏でるギター一本のみの伴奏が一際、印象的だった

話題はそれるが、我が嫁さんは、毎朝この歌を口ずさむ 
尾籠な話で恐縮だが、老若に関係なく、男の多くはトイレを汚す それが、高齢になれば、更に酷くなる 
我が親父殿も90歳を迎え、ますます、その頻度が高いのだ よって、毎朝、毎夕の日課の如く、嫁さんのトイレ掃除は続いている
はじめの頃は、イライラが募り、涙を流さんばかりの愚痴三昧だったが、最近は、「絶世の美女になってやる」と件の歌を口ずさみながら、冷めた笑顔を見せる 本当に申し訳ない 自分も手伝わなければと思うのだが、腰が引ける 狡い男である 

そして、いよいよクミコの「INORI」が登場する 舞台は教会で、彼女のつぶやきによると金町らしい 私も先月、金町に行ったが、どこにあったのだろう まあ、そんなことはどうでもよい
ステンドグラスを背景に、電子ピアノ、コントラバス、ヴァイオリンの音色とともに、彼女が歌い始めた...素敵な光景ではあった でも、8月の「歌謡コンサート」の歌唱が優ったと、個人的には感じている それは、教会という狭い空間とその音響が原因と思うが...ああ、それと、ハンドマイクはないな あのシチュエーションならスタンドマイクだろう...

「INORI」は、悲しみの歌としてだけでなく、聴く者に、人の尊厳について考える気付きを、与えて
くれた歌でもある
平和への願いは当然として、現在の社会が抱える自殺・虐待死・孤独死...等々 
不条理による悲しみ、苦しみ、怒りへの慈しみのメッセージでもある

クミコと周囲の熱さにより、一人歩きをし始めた「INORI」 そろそろ、飾りはいらない
制作側の意向だろうが、聴く者の涙を誘う演出は、食傷気味だし、クミコだからと迎合するつもりもない なにより、個人的には、彼女のイメージが固定化されてしまうことが嫌である 

「SONGS」に限れば、コストを掛けたセットとデジタルの極みの中でクミコだけを聴きたい

最近の唄い手の中でも、クミコほど「SONGS」に相応しい歌手は見当たらないと思うが、NHKはどの様に考えているのだろう とても、不思議だ

ガラッパチで、小股の切れ上がった姉御肌と思える彼女だ
イメージが染みきる前に、早い次回作を...
その場合、是非とも、微笑みの涙が流れるバラードを願いたい 


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