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苦しみの丹沢行 雨が遅れてくれた ... [自然]

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インフルエンザが流行ってきたのか、近くにある内科医院の
駐車場が常に満杯だ。
予防接種をしているとは云え、この時期はマスクが離せなくなる。

案の定、眠れないまま時計の針は24時を過ぎた。
周囲から大小のイビキが襲ってくる。
羨ましい限りだ。
子供の頃から、枕が変わると眠れないでいる。
神経質と言ってしまえばそれまでだが、なんともやっかいな質ではある。
1時を過ぎたあたりから、雨が降ってきたようだ。
パチパチと屋根を叩きだした。
いやぁ参ったなぁ帰りはずぶ濡れだなと気が滅入る。

それでも2時間ぐらいは眠れたらしい。
隣人が立てるガサガサ音で目を覚ました。
4時を少しまわっていた。
もうこれまでと、早々に寝床を片付ける。
早めに手洗いを済ませ、照明が点くまでボーッとしたまま時を過ごす。

6時に朝食の声がかかった
炊き込みご飯と味噌汁それから ...忘れてしまった ...
怖い!呆けの始まりか ...

女将さんに見送られ、7時10分に小屋を後にした。
幸いにも雨はほんの小雨で、気温も3度あった。
靄に霞む登山道を”塔ノ岳”に向かって速めに歩を進める。
昨夜の雨で雪が溶け出し、道中はぬかるみ状態だった。
これなら雪のほうがどれだけましだったことか ...
8時に”塔ノ岳”山頂に到着する。
いつものことだが、丸裸の広い山頂は強烈な風が吹き荒れていた。
”尊仏山荘”で熱いコーヒーを飲む。
人の良さそうな山荘主人が「もうすぐ富士山が出てくるから待っていなさいよ」と
声をかけてくれた。
10分後、頭を隠した富士山が姿を現した。
どこから見ても美しい山である。
礼を言い、外へ出る。
雲海が美しい。天城から道志山塊まで雲の上に浮かんでいる。
遠くに相模湾が望めたが、雲が立ちこめ、島々は見えない。
眼前には、先日登った ”大山”がそびえ立っている。
威風堂々の立派な山である。
記憶を写真に収め、ザックを背負う。
さぁいよいよ「バカ尾根」を下る。
実のところ、この「バカ尾根」は何回も下っているが、一度も登っていないのである。
とにかく、木の階段が多すぎて、大嫌いなのだ。
どうせ苦しむなら、時間がかかろうとも、自然道のほうが良い。
そんなわけで、ここを登ってくる老若男女は尊敬に値するのだ。

心配していた雨もどこへやら太陽が顔をのぞかせる。
予報が遅れたに違いない。何という幸いだろう。
南斜面の登山道には雪がほとんど無かった。
南北の違いの極端さを改めて実感した。

得意な下りで時間を稼ぐ。
特段予定があるわけでもないのに何故に急ぐのか ...
11時過ぎに大倉のバスターミナルに到着した。
”尊仏山荘”での30分を差し引くと3時間半で下り通した計算になる。
ウーム ...速い ...ちょっとだけ自慢させてもらいました。
このパワーが少しでも登りに移って欲しいものだ。
ついでにこの日流した音楽は「Ms.OOJA」のカヴァーアルバムだった。
森高千里の「雨」が秀逸だ。

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苦しみの丹沢行 ... [自然]

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また電車登山に出かけてきた
今度は、宮ヶ瀬ダム手前から丹沢三峰を越えて、丹沢山まで登り、
塔ノ岳経由で大倉に下山というハードな計画だった。
本厚木駅前から宮ヶ瀬行きのバスに乗車する。
ほとんどの乗客が山行姿だ。
斜め前に夫婦連れが座っている。
イタリアブランドの高額靴を履いていたので、ベテラン登山者なのだろう。
車内を一瞥しているように感じた。
この手の ”やまやもどき”が大の苦手である。
何か自分たちが特別な存在であると勘違いしているように感じるからだ。
特に中高年の女性に多く見受けられる。

登山口に近い三叉路というバス停で下車した。
多くの登山者は手前のバス停で降りたので、バスを見送ったのは、
あの夫婦を含め4人だった
装備の確認とストレッチを終了し、間隔を空けて最後に歩き始めた。
まだらに残る雪と落葉に埋まった登山道は細く暗い。
斜度もそれなりにあり、息が弾むが禁煙の効果か体調は良かった。

このコースはいくつかの分岐があるが、三峰コースはそれなりの脚力と体力が必要で、
どちらかと言えば熟達者向きである。おまけに丹沢山の北側になるので雪が溶けていない
吹き溜まりはおよそ40センチの深さがあった。

雪が深くなり始めたころ、あの夫婦に追いついた。
旦那が「もう少し、ゆっくり行ってくれよ」と先行する奥さんに呼びかける。
「そうね ちょっと息が切れた」と彼女が答える。
二人は岩場手前で足を止めた。
「すいません。お先に行かせてもらいます」と挨拶するが、完全に無視された。
あぁやっぱり、思っていたとおりの勘違い”やまや”だと確信した。

先行者がほとんどいなかったため、トレースが心許ない。
紙の地図とGPS持参だから大事にはならないと思うのだが、如何せん雪が多すぎる。
もし熊さんが出てきたらどうしようか...
電源が心配だったがスマホで音楽を流した。
この日の同伴歌手は中島みゆきでアルバムは「歌旅」である。

やはり三つのピーク越えは気が萎えた。
登っては下り、下っては登りを繰り返す。
後悔しても後の祭りだ。もう後戻りはできない。

二つ目のピークを登っていると青年が降りてきた。
「お疲れ様です。どちらに下りるんですか」と聞いてきたので「大倉」と答えると、
顔をしかめ「それは、厳しいな」と言った。
たしかにその通りで、今から順調に進んだとしても、大倉に下りる頃には17時前後になる。
「”みやま山荘”に泊まると思うよ」と言うと「それが懸命ですね」と笑顔を返した。
青年と別れ最後のピークを登り始める。時計を見やると13時30分だ。
太ももが痛くなってきた。
10年も前だったらもう少し精神も体力も強かったはずと思うのだが、現実は現実なので仕方が無い。これが年齢というものだから ...
14時に丹沢山頂に到着した。
靄が立ち込み眺望は良くない。それでも蛭ヶ岳方面の西丹沢の山並みが薄く見えた。

山荘に入ると笑顔が素敵なおかみさんが迎えてくれた。
予約なしの一宿一飯を申し込む。
この日の宿泊者は30数名と云うところらしい。

週間天気予報だと翌日は雨のはずだ。
困ったな。日帰りのつもりだったから、ソフトシェルの用意しかないのだ。
強い雨だと持ちこたえられるか心配だが、もう泊まっちゃったんだからあれこれ思案してもしかたがない。陽水の「傘がない」が頭を過ぎる ...

18時に夕飯の声がかかった。
この日の献立は、焼き肉定食だった。
あまり腹は減っていなかったが、無理矢理、飯を放り込んだ。
明日も長丁場だから、”シャリバテ”は格好が付かない。
食後はちょっとだけ外へ出たが寒いので布団に潜り込んだ。
時刻はまだ20時前だ。
”マイスリー”も持参していないし、長~い夜になりそうだ。

長くなりすぎたので、後半は次回に持ち越し。







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人生に明かりが ... [徒然]

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果樹園君から電話が入った
「甘鯛釣りに行かないか?」

もう随分と釣り船に乗っていない
6月の駿河湾での夜ムギイカ釣りが最後になる
山へ行くようになり海への釣行が遠くなった
飽きっぽい性格の典型かもしれないな

畑が一段落した果樹園君の誘いである
断るわけにも行かない
ことある毎に大地の恵みのお裾分けに与っているのだからな

西湘沖合に到着すると目の前には雪化粧の富士山がそびえていた
箱根連山と丹沢連山を従えたその美しい姿に日本一の山であることを実感する

船中ポツポツと甘鯛が上がり始めた
果樹園君にも40センチの良型が食いついた
無事上がってきたそれを手にご満悦の彼である
自分はというと目の前に広がる山並みに気をとられたせいか
まったく当たりが出ない
それに目の前に浮かんでいる数十羽の海鳥が面白い
”オオミズナギドリ”という名の鳥らしいが釣り人が放り投げる
外道を待っているらしい
自分も餌として持参したイカの短冊を放り投げてやった
数羽が争うように嘴を海中に突っ込む
食い損ねた奴は「ミャーミャー」大声を張り上げる
可愛いったらありゃしない
イカの短冊のほとんどをこいつらの餌にしてしまった

不思議と釣れないことに焦りも苛立ちも湧いてこない
以前の自分とは大違いである
競争意識は強い方で負けることに屈辱を感じてしまう
ところが心身はいたって冷静で「あぁ今日はもう釣れないな」と
沖上がりの30分前には帰り支度を済ませてしまった
「何だよっ!白けるじゃねぇか」と果樹園君が口をとがらせる
「あぁ悪い悪い 写真を撮りたいから止めただけだよ」と嘘をついた
釣りよりも山や鳥を見ている方が楽しかったのだ

どうしてこんな心境になり始めたのだろう
おそらくダックスと山登りのせいだろうと感じている
保護されて我が家の一員となってから4年が経過するダックスである
推定年齢は10~11歳だ
人間の1年の経過が犬には6年に相当するらしい
と言うことは自分の一日がダックスには6日になるのか ...
そう考えると散歩も歯磨きもシャンプーも疎かにはできない
面倒くさくても欠かさずやってやらなければと思う
最近口の周りが白くなってきた
人間なら定年退職の年齢なのだろう
愛おしくて堪らなくなる
山もそうだ
特に好きな南アルプスの深い山中に抱かれていると
森羅万象全てのものが愛おしくまた有り難い気分になる
風雪に耐え何百年も立ち続けている巨木 ...
ほんの僅かな時間だけに命を燃やす小さな小さな花々 ...
懸命に生き続ける動物たち ...
些細なことに拘っていた自分が小さく感ずる

本当にダックスを飼って良かった
本当に山を歩き始めて良かった
先が見え始めた自分の人生にすこしばかりほのかな明かりが灯った気がする

夜はHDに溜めていたTV録画から「中島みゆき トリビュート」を再生した
クミコが唄った「世情」が圧巻だった
クミコ流に歌い上げられた歌詞の一言一言が胸に重くのし掛かってきた
自分がノックアウトされた本来のクミコだ
本来のクミコって何だ?いやあくまで自分に限ったことなので誤解の無いように ...
自分にとって本来のクミコを聴くにはそれなりの覚悟がいるのである





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タバコを止めた ... [徒然]

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甲斐駒ヶ岳以来久しぶりに山を歩いた
毎日目にしている”大山”だ
近くと言うこともあり苦手な電車で出かけたが
外へ出ると靄の世界が広がっていた
案の定電車は遅れていて目的の急行には乗れなかった

秦野駅のバス乗り場は登山者で大賑わいだ
ここは稼ぎ時とばかりに臨時バスが代わる代わるやって来る
ほとんどの乗客は終点のヤビツ峠に行くようで途中下車は一人もいないようだ
それじゃってことでへそ曲がりな自分は手前の”蓑毛”で下車することにした
降りたのは自分一人で嬉しいような寂しいような気分になった

実のところ大山山頂への登山は初めてなのである
下社までは何回か行ったことがあるが観光のようなものだった
我が家から毎日望める山だから登ったような気分に陥っていたのかもしれない

樹林帯の傾斜を進むがなんとも暑苦しく汗が湧き出てきた
どおりで朝靄が立った訳だ
ヤビツ峠への分岐に出たところで驚いた
アリの行列のように登山者が列をなしているではないか
まるで紅葉シーズンの北アルプスの様だ
気が滅入ってきた
このままヤビツ峠に降りてしまおうかとも考えたがそれも大人げない

前の人の尻を見ながらやっと山頂へ辿り着いた
当然昼飯を食うスペースもありゃしない
奥の院で手を合わせそそくさと下山準備を始める
飲み食いしたものはコーラ一本と大福を一個だけ
全然腹が減らない

ヤビツ峠に向けてトレラン並みの速度で駆け下りた
なんたって自分の自慢は下山スピードだもの ...
どうして下山のパワーが登山時にはないのだろう
登山時の己の姿はなんとも情けないはずだ

40年吸い続けてきたタバコに別れを告げた
今月末で丁度3ヶ月が経過する
9月に禁煙外来の門を叩きそれ以来1本も口にしていない
優柔不断な自分がよくその気になったものである
理由はいたって明快だ
山のためである
登るためである

禁煙してから登った山は八ヶ岳と甲斐駒ヶ岳それにこの日の大山だ
それら全てで地図上のコースタイムが短縮された
禁煙のおかげである ...と思う

早々に帰宅できたので中島みゆきのBDを観た
その中で歌われた「誕生」に胸が熱くなった
内外共にいろいろと考える昨今だ
怒りや絶望 ...
日々いろんな事が起きるいや起きすぎる
今の自分の心境が見据えられているような名曲だ 

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